北京で発症した肺ペストについて調べてみた
昨日14日に、ツイッターで中国の北京で肺ペスト発生のツイートが流れてました。
ペスト自体は聞いたことありますが、詳しいことは知らなかったので、
興味を持ち調べてみました。以下の文章は自分用のメモのように書きますので、
見づらいと思いますが、申し訳ありません。
皆さんの知識の一つになっていただけたら幸いです。
ペスト
腸内細菌科に属する通性嫌気性(つうせいけんきせい)のグラム陰性桿菌(かんきん)
で、全身性の侵襲性感染症。ノミやエアロゾルを介して伝播する。
通性嫌気性...呼吸して酸素をエネルギーとして吸収し、酸素がない場合でも
発行することによりエネルギーを得られるように代謝を切り替える
ことができる生物。
侵襲性感染症...血液、髄液、関節液など、本来は無菌環境である身体内部から
採取した検体から起因菌が分離された感染症
エアロゾル...期待中に浮遊する微小な液体や固体の粒子。
伝播...伝わり広がっていくこと。広い範囲に伝わること。
肺ペスト
腸内細菌に属するグラム陰性桿菌のペスト菌による
細菌感染症。1926年以降、日本での発症報告はない。
主な症状
潜伏期間は2~3日で高熱、血痰を伴う肺炎、頭痛、高熱、呼吸困難、
胸痛、咳嗽(がいそう)、喀痰(かくたん)、強烈な嘔吐、腹痛、下痢などの
消化器症状を起こす。
咳嗽...せきのこと
喀痰...たんのこと
予後
無治療の場合、致死率100%に近いとされる。少なくとも18時間以内に
早期化学療法が行われた場合、二次的に肺炎や、髄膜炎への移行を防ぐ可能性がある。
予後...病気にかかった者について、その病気がたどる経過と結末に関する
医学上の見通し。
治療法
抗菌薬による早期治療を行い、決められた抗生物質を多数投与する必要がある。
以上がまとめになります。
ざっと見ただけでも恐ろしい感染症ですね...。
現在日本では報告されていませんが、中国で発症されたのを聞くと
他人事のようにはいきませんね。
これからどんどん寒くなっていきます。皆さんもくれぐれも
風邪、インフルエンザ、その他感染症に気をつけてください。